NAKATSU GIN(柚子胡椒 2nd Batch)〜青柚子&あじめこしょう〜 500ml

■使用ボタニカル:青柚子(岐阜県産)、あじめこしょう(岐阜県産)
        ジュニパーベリー(北マケドニア産)
        チコリルート(北海道産)

■ベーススピリッツ:チコリスピリッツ(岐阜県自社生産)
        単式蒸留焼酎(長野県喜久水酒造、麦焼酎)

■品目・品種 :スピリッツ・ジン
■内容量:500ml
■アルコール分:50%
■保存方法:常温
■製造者:株式会社サラダコスモ
     中津川蒸留所
■商品特徴
 柚子胡椒…。
古くから九州地方などで作られてきた調味料です。
まだ熟す前の青い柚子の皮と、同じく熟す前の青い唐辛子(胡椒)と塩を混ぜて熟成させたもの。
唐辛子の辛みと青柚子の爽やかな風味に塩味が加わり、独自の調味料として、愛されています。

 わがふるさと恵那、中津川にはその二つのボタニカルが存在します。
恵那市笠置町は柚子の一大産地。NAKATSUGINの青柚子、黄柚子でもお世話になってます。
10月初旬の一瞬だけ、青柚子の収穫期があります。
黄色く色付き始める寸前が、青柚子の爽やかな香りが一番素晴らしい時期。
色好き始めると甘くなっていきます。

 そして、NAKATSUGINの地元中津川市の福岡地区には伝統希少野菜「あじめこしょう」があるのです。
「あじめこしょう」とはこの地区だけで古くから細々と作り続けられてきた、唐辛子の名前です。
この唐辛子、細長くてくねくねした形をしています。
この形は、福岡地区を流れる清流付知川に生息する、「アジメドジョウ」という、これまた希少な渓流魚、ドジョウの形から来ています。
「あじめ」とは「味が美味しい」の意。
このあじめこしょう、非常に辛く、辛い物好きの食品にも利用されてます。

 実はお世話になったあじめこしょう農家の方が、昨年の収穫直後に亡くなられました。
はじめてお世話になって、素晴らしいジンができ、奥様にも大変お世話になり、ありがとうございました。
 あじめこしょう農家は少なく、今回は確保が難しいかと思いましたが、それならば、自分たちで作ろうと、お仲間の方に苗を分けていただきました。
そして、私の仲間たち、10人ほどで苗を分けて作ってみることになりました。
今夏は非常に暑く、唐辛子が立ち枯れして、うまく実りませんでしたが、10月くらいから一気に育ち始めて、何とか目標の数量を確保できました。
皆さんのご協力に感謝いたします。

 この2種類の地元ボタニカルをくっつけて、伝統調味料の柚子胡椒を再現してみました。
柚子の爽やかさも引き出し、あじめこしょうをふんだんに使って、唐辛子感を出してみました。
蒸留してジンにするとカプサイシン由来のいわゆる辛みはさほど出てきません。
がしかし、ツンとする香りと唐辛子の野菜としての風味が存分に表現されていると思います。
今までのNAKATSUGINにあったような、爽やかとか、フルーティとか、柑橘系とか、とは全く違う、野菜を感じるジン。
深みがあるのか、重みがあるのか、ソルティな一面もあり…。
非常にくせを感じるジンなので、万人受けはしないと思います。
ネーミングは悩みましたが、柚子胡椒という名前がイメージに近いんじゃないでしょうか。
 このジンはまさに日本料理によく合いそうです。柚子胡椒を使って食べる焼き鳥、鍋料理など、非常にイメージがしやすいですね。
 自社生産のチコリスピリッツに加え、今回は長野県の喜久水酒造の麦焼酎をブレンドしました。
くせのない甘さと、高い香りが特徴で、控えめな風味がジンのベースにはよく合うと思います。

独自の香りと風味の柚子胡椒。ソーダ割りで味わってください。



※「NAKATSU GIN」は主原料を多めに仕込んでいる為、品温が下がる季節には白く濁ることがあります。
また、氷を入れたり、水やソーダで割るとかなり白く濁りますが品質には問題ありません。
販売価格 3,500円(税込3,850円)
在庫状況 在庫0個 売り切れ中

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