産地 ジョージア
品種 ルカツィテリ100%
栽培---基本的には有機栽培。
どうしても必要になった際のみに微量の農薬を使用することがある。
醸造--- 区画毎に除梗、破砕。
伝統的なクヴェヴリを使用し床下で6か月のマセレーション発酵、熟成。
熟成後クヴェヴリの上澄みの30%の最高級キュヴェのみを瓶詰め。
So2添加量:20mg/l。
味わい--- 長いスキンコンタクトは独自のアンバーと呼ばれる色調を生み、タンニンが骨格をつくり豊かな果実味と長い余韻を残す。
ボディーはたっぷりとして、柔らかい酸味、マイルドでシトラス系の果実の印象。
ジョージアの白葡萄の代表格であり、伝統的なスタイル。
ストリ・マラ二---
ストリ・マラ二は2014年にジョージア東部カヘティ地方ツィナンダリに設立された新しいワイナリー。 設立前の7年間”DELGI”社にて4〜6クヴェヴリ(1クヴェヴリは約2000L)という少量生産のワイン造りを習得。
2014年にオーナーでブドウ栽培家のDavit Azniashvili/ダヴィティ・アズニアシュヴィリ氏が Konstantin Jandieri, Avtandi Mikelaishvili とカザフスタン出身の Andrey Googe らとストリ社を立ち上げた。
自社所有の畑のブドウのみで、一部屋のクヴェヴリセラーだけでワインを醸造している。
現在の所有畑は14ha葡萄栽培名産地であるツィナンダリ地区の自社畑と他ローカルエリアで、サぺラヴィ種(赤)、ムツヴァネ種(白)、ルカツテリ種(白)を栽培。
2014年からは畑を増やしキシ種(白)なども植樹を始めている。
数年後には安定してクヴェヴリワインを造るのに十分な量の葡萄が収穫できるようになる予定。栽培に関しては基本的には有機栽培としているが、どうしても必要になった際のみに微量の農薬を使用することがある。
SO2の添加もわずか。
醸造に関しては何千年と継承されている伝統のクヴェヴリ(素焼きの壷)を使用した醸造法のみでワインを生産している。
●クヴェヴリ醸造の大切な要素●
a) 地中に埋めている粘土製の壺(クヴェヴリ)で発酵させる際の温度を一定に保つ温度管理。
地中の安定した温度が大きく役立つ。
b) 発酵後、クヴェヴリで更に4〜6ヶ月間(赤ワインはクヴェヴリ中でのスキンコンタクトはもう少し短い)スキンコンタクトさせる。
この間、クヴェヴリを密閉する。
3cmの厚さの粘土壁と地中の安定した温度が大切。
c) クヴェヴリを開けた際、ワインの上澄みの30%は非常にクリアな状態のもので、この部分を瓶詰めして輸出している。
このクヴェヴリの上澄み(30%)の部分を「ファースト・フラクション(初留液)」と呼ぶ。
d) クヴェヴリからワインを自社の地下カーヴのステンレスタンクに移す。
e) 瓶詰め前に 濾過。
厳格に管理された高品質のワインは早くも国内外で高い評判を得ており、ジョージア独自のオレンジワイン(アンバー)はクリアで心地よいタンニンと果実感が他に類をみない個性を放つ。
ストリのワインはコストパフォーマンスに優れた、ジョージアの入門ワインといえる。
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