エイン・クアントゥム エニグマ・ロート 2021 クアントゥム・ワイナリー QUANTUM WINERY Enigma rot

産地 オーストリア
品種:ブラウブルガー75%、ピノ・ブラン 25%
alc:10,5%
残糖:0.7g/l
酸:5.9g/l
土壌:花崗岩、珪藻土
樹齢:35 年

醸造:ブラウブルガー3 日間、ピノ・ブラン 14 日間スキンコンタクト。
天然酵母によるステンレスタンク発酵。
12 月にブレンドして、澱と共にステンレス タンクにて 8 か月熟成。
2022 年 5 月ボトリング。
無添加、無清澄、全ての工程において SO2 無添加。
Enigma の意味は“謎”。
ラベルは葡萄との闘いをイメージ。

タンニンも柔らかく、ヴァンドソワフでライトな赤ワイン。
少し濁りがある明るめの薄い赤色。ラズベリー、アセロラ、プラム、ピンクグレープフルーツ、紫蘇などのアロマ。
ボディはライトで柔らかく、軽やかで非常にジューシー。
バランス良い酸とミネラルと柔らかなタンニン。
軽く冷やしてグビグビ飲めるライトでラフな赤ワイン。




クアントゥム・ワイナリー
オーストリアのワイン生産地で最大面積の広さを誇るヴァインフィアテルの西部マイッサウにて 2010 年に1ヘクタールの畑と小さなセラーよりワイン作りをスタート。
ワイン生産者兼オーナーFlorian Schuhmann(フロリアン・シューマン)氏は、あくまで時と共に成長していく自然の流れを貴重とし、余分な事は一切せず、自然に対する敬意をこめて、素朴なのに刺激的なワインを生産しています。
彼のワイン作りは挑戦でもあり、彼はこう表現しています。“マスクやコルセットは勿論なく、様々なフルーツや花のような味がしない。
我々のワインは、長く忘れられた果物のような味わいを感じられるワインを目標とし、素朴かつ自然本来の葡萄、ワインの味わいを表現したい。
”以前親戚がワイン造りをしていましたが廃業し、その後、セラーを車の修理工場とし利用されていましたが、それも廃業。
その跡地を現在のセラーとして利用しており、まだ車のタイヤ、部品など転がっている状況ですが、“今の所、綺麗なセラーやテイスティングルームを作ることは考えておらず、その土地、環境の中でできたワインを飲んでほしい”との事。
正にガレージ・ワイナリー。
現在畑は 2,5 ヘクタール。
彼曰く、ワークショップワイナリーとして少し大きくなったけど、名前の由来の一つにもなっている QUANTUM = ごく少量という意味も込めて、小規模だからできる自然と向き合ったワイン作りを続けていくと話しています。
畑ではトラクターを使用せず、全て手作業で行われ、ビオディナミ農法にて生産。灌漑、剪定もせず、殆ど手をかけずに葡萄を育てています。
畑の状況を確認する時は、畑にいる虫の種類や量を確認するとのこと。
様々な生態系が上手く回っていれば、葡萄も健康に育っていると考えているからです。
個性的なラベルは、ワインも年によって味わいが変わる為、ラべルも毎年変更。
時折、ワインとの関連性を持ったラベルもありますが、絵や音楽が好きな為、基本フィーリングで決められています。
全てのワインは、野生酵母による自発的発酵、無清澄、無濾過、無添加もしくは SO2,極少量の添加にて生産されています。
また、マイッサウの降水量は年間を通して、非常に少なく、ドライ・ファーミングを実地されており、福岡正信さん(日本の自然農法の大家といわれる人物)を参考に畑と向き合っているとの事です。
2020 年、COVID-19 コロナの影響により、ワイナリー、飲食店、ワインショップが窮地に追いやれた際、彼が主催し、“Drinking Against Sinking”というプロジェクトを立ち上げました。
世界各国のワイナリーに協賛を求め、各ワイナリーの対象ワインに同じラベルを貼り販売、必要経費以外、売り上げを全て寄付するイベントを実施し、現在もこの危機的状況に立ち向かっています。
彼のワインは、自由で型にはまらず、一言で言うならオルタナティブ・ワイン。
でも、旨味と柔らかさ、素朴さが全面にあります。ラベル、味わい、フィロソフィーにギャップがあること所が、彼の最大の特徴で、私達を毎年楽しくさせてくれる理由がそれらにあると思います。



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販売価格 3,600円(税込3,960円)

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