産地 オーストリア ブルゲンランド
品種::ヴェルシュリースリング 85%、グリューナー・ヴェルトリーナー 5%、ピノ・グリ 5%、ピノ・ブラン 5%
オレンジ
生産者:ウヴェ・シーファー
エリア:アイゼンベルク アペラシオン:アイゼンベルク(szapary, saybritz, reihburg, fasching, hummergraben)
アルコール度数:13.5%
総糖:1.0g/l
総酸:5.8 g/l
樹齢:30〜50年
土壌:鉄分を含む粘土、ブルースレート、クオーツ
面積:3ヘクタール
生産本数:2400 本
醸造: 9月26日に手摘みで収穫。
オークのオープンバットで28日間の自然発酵。
82日間スキンコンタクト。
600ℓのオークの大
樽にて54カ月熟成。
SO2無添加、無清澄、無濾過。
“ヴァイサー・シーファー”シリーズのオレンジワイン・バージョンで、“m”はマセレーションの頭文字。
明るく濃いオレンジ色。
熟したリンゴ、オレンジ、金柑、ダージリン、蜂蜜、スパイス、白い花、ホワイトカカオ、また時間の経過と共に、アプリコットやマンゴーなどエキゾチックな香りも。非常に複雑な香りですが、バランスも良く気分が高揚します。
厚みのあるボディで心地良い酸と豊富なミネラル。タンニンは柔らかく、熟成による深みが感じられ、余韻は長く続きます。
上質なダージリンティーのニュアンスとエレガントでピュア、そして複雑さも備えた上質のオレンジ・ワインです。
ウヴェ・シーファー---
ウヴェ・シーファーは、「シュタイアレック」「パプシェック+コール」「トラウベ」といった超一流レストランでソムリエを務めた後、故郷アイゼンベアク近くでまったくのゼロからワイナリーを起こし、独学で古木からエレガントなブラウフレンキッシュスタイルを確立した人物です。
短期間にも関わらず、トップクオリティのワインを造る恐るべき人物。
彼の所有畑は3haにも満たず、一方で人気はカルト級。フラッグシップの畑のワインはリリース前にほとんど予約で完売してしまいます。
でも、なぜ彼はそんな超一流レストランでのトップソムリエの職を投げ打って、ゼロからワイナリーをスタートすることになったのか?
『ワインウィルスに感染した』というウヴェ。
シュタイアレック時代にオーストリアワイン担当だったことから、最初は興味あるワイナリーの休みの日に訪ねて歩いていたけれど、そのうち休みの日だけでは足りなくなり、どんどん畑仕事にのめりこむようになっていったそうです。
ウヴェはもともと栽培醸造の専門教育を受けていたわけではなかったため、畑仕事を手伝う傍ら、栽培や醸造に関するノウハウを教えてもらったのでしょう。
そんな彼の醸造に関してのモットーは、『Less is more』。
自然らしさにフォーカスを当て、とてつもないピュアなスタイルのワイン造りをします。
でも、どうしてアイゼンベアクなのか。
ブルゲンラント州で最も小さいこの栽培地域は、人里を離れ静かで純粋な風景が魅力。
でも、そのワインの評価はいまいちでした。ウヴェはオーストリア全土のワインを試して、畑を見た時に、土壌は見事なグリーン・スレート主体に石英の混ざるミネラル豊かで水捌けのいい理想的なもの。
向きは南東、南、南西の見事な斜面。高度も日照も理想的で、即決したのだそうです。
アイゼンベアクはクレイやローム、鉄鉱石が豊富な土壌でこれらはワインに様々なキャラクターを与えます。
そして、斜面はブドウをより柔らかくし、酵素や発酵のためのイーストあるいはその他のものを使わずに、無清澄無濾過でワインを造ることを可能にしています。
ウヴェの情熱は、彼のワインの中に完全な形で土壌毎にキャラクターを表現することなのです。
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