NAKATSU GIN(イエローアブサン) 500ml

■使用ボタニカル:ニガヨモギ(岐阜県産)、ローズマリー(岐阜県産)
        チコリルート(北海道産)
        フェンネル、アニス、コリアンダー(インド、スペイン)
        その他スパイス各種

■ベーススピリッツ:チコリスピリッツ(岐阜県自社生産)

■品目・品種 :スピリッツ・アブサン
■内容量:500ml
■アルコール分:60%
■保存方法:常温
■製造者:株式会社サラダコスモ
     中津川蒸留所

■商品特徴
禁断の酒、悪魔の酒、緑(黄色?)の妖精…。
怪しい名前で呼ばれていたお酒。アブサン。かつて主にヨーロッパで製造され、薬草、スパイスなどを漬け込んで作られるお酒をアブサンと呼びます。
主原料であるニガヨモギという薬草にはツジョンと呼ばれる独自成分があり、そのツジョンが幻覚作用を引き起こすとされて、しばらくの間製造禁止になっていたいわくつきのお酒。
アブサンを飲み過ぎると妖精が現れて… なんていう逸話もあるそうです。

今回で4回目のリリースとなるNAKATSUGINのアブサン。
4回目のバッチはイエロー。
ニガヨモギを漬け込んで、蒸留していますので、リキュールではなく、スピリッツです。
自家栽培のニガヨモギを使用します。2024年の夏も非常に暑く、通常8月ですが、7月初旬に収穫を始めました。
今回はフレッシュ(生)のニガヨモギのみを使用して、チコリスピリッツに浸漬します。
前回はドライとミックスでしたが、爽やかさも出したいので、フレッシュのみにしました。
もちろん限界までたくさん入れています。
スパイスは前回同様の甘み、辛み、清涼感、温かみ、刺激などをもたらすスパイスからチョイスした10数種類をブレンド。
怪しげな風味の中にも、どこかしら爽やかさも感じられます。

そして、なんといっても今回は色に注目。
黄色に色付けしました。
夏、庭先に咲いているクチナシの花が散って、秋になると実を付けます。
それを昨年から乾燥させていました。
非常に鮮烈な黄色、もしくはオレンジ色の色素が現れます。
クチナシ自体は無味無臭なので、酒質には影響しません。
そして、天然色素としてはかなり安定していると思います。
風味は相変わらず主張が強すぎて、繊細な日本料理には合わないかもしれません。
やはり、スパイスをふんだんに使ったエスニック、オリエンタルな料理に合うと思います。
そんな料理にはイエローアブサンはぴったりですね。

独自な香りを嗅いだだけで拒否反応を起こす人もいるでしょう。
いざ飲んでみたが、あまりの個性に、もう二度と飲まない人もいるでしょう。
舌がしびれるような刺激が忘れられない人もいるでしょう。
黄色く白濁した液体の向こう側に、黄色の妖精を見る人もいるかもしれません。
様々な逸話が、近代まで製造禁止になっていた所以なのでしょう。
飲んだ皆さんにとって、NAKATSUGIN ABSINTHE はどんな思い出になるのでしょうか。
くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう!

そのまま何も割らずに、ダイレクトな辛みや温かさを感じるのもいいでしょう。
水割りや炭酸割りで清涼感を出しながら、怪しげな色彩を楽しむのもいいかもしれません。


※「NAKATSU GIN」は主原料を多めに仕込んでいる為、品温が下がる季節には白く濁ることがあります。
また、氷を入れたり、水やソーダで割るとかなり白く濁りますが品質には問題ありません。
販売価格 5,000円(税込5,500円)

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