蒸留器：銅製ポットスチル
ベーススピリッツ：嶋自慢羽伏浦（新島蒸留所）、情け嶋（八丈興発）
度数調整割水：奥多摩源流の沢井湧き水（澤乃井仕込水）
ボタニカル：東京各地で手摘みしたキンモクセイ 、ジュニパーベリー、チコリルート
アルコール分：45.7％

秋の東京、奥多摩や青梅、町田で手摘みしたキンモクセイ

昨年に引き続き、いや、この先ずっとかもしれません。
温暖化の影響で今年も金木犀の花の開花にばらつきがありました。
また、ちょうど良い頃に天気が悪いなど、採取にかなり苦戦したのですが、新しく摘ませてもらうところを見つけたり、金木犀摘みを募集して参加してもらったりして、今年もなんとか十分な量を確保できました。
奥多摩の小学校、青梅の名家や神社ののお庭など、都内各所で少しずつ、毎年採らせてもらっているのですが、一週間の短いいのちの中でも金木犀の変化や、取る場所によっての違いに気がつきます。
やはり清澄な空気の山あいのもののは香りよく、瑞々しい。
ビルが多い都会の中にいると、どうしても忘れがちな季節の移り変わりを、金木犀の花を摘みながら感じています。
先日のジンフェスでも大人気だった東京のキンモクセイ。TOKYO LOCAL SPIRITSが、少しずつ広まっています。