蒸留器：銅製ポットスチル
ベーススピリッツ：嶋自慢羽伏浦（新島蒸留所）
度数調整割水：奥多摩源流の沢井湧き水（澤乃井仕込水）
ボタニカル：ぶどう山椒（きとら農園）、河内晩柑 、ジュニパーベリー、チコリルート
アルコール分：50.5％

和歌山県有田川町のぶどう山椒（きとら農園）

少し前の初夏六月にぶどう山椒の蒸留を行いました。
大粒の実をぶどうの房のようにつけることからその名前となったぶどう山椒。
有田川町の中でも「きとら農園」のある遠井地区は、特に大粒で、香り高く、鮮やかな緑色をした最高品質のものです。
柑橘やローズの香りと同じ成分を含み、山椒由来の刺激は、ジンだけを楽しむのも良いですが、和食、エスニック系など幅広く食事にも合わせやすそう、夏にはソーダ割りで飲むのもオススメです。
また、加水時や気温の低いところに置くと白く濁りやすいのですが、旨味を残すため、油分をろ過してないのが原因で、品質も特に問題はありません。