DETAIL
原材料・・・さつまいも(鹿児島県産コガネセンガン)・米こうじ(国産米・タイ産米)・白麹
アルコール分・・・41度(原酒)
製造方法・・・手造り麹、全量甕壺仕込み
蒸留年・・・2021年(常圧蒸留)
貯蔵・・・和甕貯蔵(1年9カ月)
内容量・・・550ml
限定数792本(全てナンバリング)
コップンカー
ありがとうを意味するタイ語です。
実験的にタイ米と日本米の2ヵ国米麹で造った芋焼酎。
タイと日本の国交135年を記念して、そして世界の平和を祈って命名されました。
○蔵元コメント
2つのお米がもたらすアニスや杏仁、ココナッツ様に、甕熟成からくるバニラやカラメルを思わせる甘やかな香りが重なります。
41度の原酒の力強い味わいの中に焼いた芋やポップコーンのような香ばしさ、クリアな甘味、そして度数を感じさせない滑らかなテクスチャーを感じることが出来ます。
ストレート、ロックはもちろん、カクテルとしても様々な食材とUnited出来る酒質です。
諸説ありますが、焼酎の製造方法はタイから沖縄、鹿児島、日本へと伝わったと言われています。
それは、いつ、だれが、どのように、そして、どんな想いがあったのでしょう。
焼酎の辿ってきたその長い道のり、多くの時の流れをなぞるように、グラスにゆっくり、ゆっくりと向き合えば、まるで船旅をするようにタイで生まれた蒸留酒が薩摩の芋焼酎に変化していく瞬間をきっと捉えることが出来るはずです。
このコップンカーを通して、今、変わりゆく焼酎の過去現在未来をUnitedする一助になれれば幸いです。
若松徹幹杜氏より
○United Rice Ball 倉成英俊氏 コメント
2ヵ国のお米を混ぜたおむずびで2ヵ国の人々を結ぶ、United Rice Ball というイベントを主催しています。
2回目が日本米とタイ米を混ぜたおむすびで、2021年に在日タイ大使館にて行いました。
その日、泡盛はタイ米が原材料であることなど、日本とタイのお米での古くからの交流について、タイ大使がスピーチされ、それを利いた若松氏がインスパイアされ、このタイ米×日本米でのmix米麹での芋焼酎造りが始まりました。
構想&醸造2年。
完成したのがコップンカーです。
味も、そして、人や国との交流も含めてお楽しみください。
「守ることは 後ろ向きの態度ではない。 未来に向けて 同じ価値を」
*大和桜酒造株式会社 鹿児島県いちき串木野市湊町3丁目125番地