虎ノ門蒸留所　いちご　季節のジン　3rd　500ｍｌ　TORANOMON DISITILLERY

蒸留器：銅製ポットスチル
ベーススピリッツ：嶋自慢羽伏浦（新島蒸留所）
度数調整割水：奥多摩源流の沢井湧き水（澤乃井仕込水）
ボタニカル：猪野さんちのいちご農園、とちおとめ、ジュニパーベリー、チコリルート
アルコール分：45.4％

栃木県真岡市のとちおとめ（猪野さんちのいちご農園）

まだ肌寒さも残る4月、3回目のいちごのジンを蒸留すべく栃木県真岡市まで「とちおとめ」の採集に行きました。
真岡のとちおとめは、真っ赤で甘く、程よい酸味が美味しいいちご、しかしその香りを出すのには、それなりの量が必要です。
昨年5～60kg程度だったのに対して、今年は倍近くの量を取ることができました。
すぐに蒸留所に戻り下処理と、なるべく新鮮なままに蒸留へ持って行きました。
いちごの香りが強く出るのに少し時間がかかることを、これまでの経験で知りました。
でも今の時点でも十分風味を感じることができたのはいちごの素材の力です。
虎ノ門蒸留所ではどのジンもソーダ割りで飲めるよう、シンプルながらもしっかりとボタニカルの香り付けをしていますが、酸味や甘味を少しだけトニックウォーターで補ってあげることで、よりいちごを感じることができます。
門田さんの絵がいちごに合っていて素敵なエチケットに仕上がりました。
3年目のシーズンもそろそろ終わりを迎えようとしています。

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＊火曜定休