アルコール分---11.7%
品種---アルバリーニョ100％

オレンジ微発泡

蔵王ウッディファーム　　山形県上山市原口829



10月中旬に収穫されているにも関わらず、熟度はまだ足りない区画もありました。
酸味が気になる区画のアルバリーニョを使用し、あまり見かけないアルバ100％のペティアンの醸造を採用しています。
長短を整理すればペティアンの方が製造にかかる期間と負担は少なく市場へ早くアプローチできるメリットと、課題は均質性と香りの保持でしょうか。
澱がらみで瓶詰めされた際の香りや食感をイメージしながら、なるべく澱を含まないように瓶詰めしています。
均質性の担保の仕方は…。まぁ企業秘密という事で。
さて、味わいですが酸度が強い区画を使用したのもあって微発泡とのバランスも良いです。
香りはまだまだ変化の最中で、固定されてくるのは来年の春ごろでしょうか。
アルバリーニョの香りの鮮烈さを活かしながら発泡を有したワインには本格的なビン内二次か、それともチャコリの様な極微炭酸スタイルか。
今後も課題は尽きる事がありません。



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