ホッフキルシュ シラー  2019 Hochkirch  Syrah

産地 オーストラリア・ヴィクトリア州
品種 シラー100%
色 赤
アルコール度数 13.5%


亜硫酸無添加となった 2019 年。
ワイナリー周辺に拓かれた畑から。
30%全房、醗酵前浸漬。野生酵母によって醗酵後、約 2 週間のマセレーション。
フレンチオーク(新樽なし)へと移され約15 カ月間熟成(マロ醗酵)。
少量の亜硫酸と共にボトリング。
ノンフィルター、清澄剤不使用。




Hochkirch---
ヴィクトリア州南西部、オーストラリアにおいて屈指の冷涼気候を誇る産地ヘンティで 1990 年に設立された Hochkirch / ホッフキルシュ。
オーナー醸造家は John Nagorcka / ジョン・ナゴルカ。オーストラリアにおいてナチュラルワインブームが始まるよりもずっ
と以前からビオディナミ農法に取り組み、自然醗酵および少量の亜硫酸以外の添加物を使わない造りを実践してきた信念の男であり、現役のマエストロ。
その特徴的なラベルデザインから想像される通り、ジョンはドイツ系移民の子孫(4世代目)で、彼の曾祖父がドイツのザクセン州から宗教的な自由を求め 19 世紀半ばにオーストラリアへと移住したことから全ては始まりました(19 世紀に入るとルター派の多くの人々がオーストラリアへと移住。特にバロッサ・ヴァレーは彼らによって拓かれ、現在でも重要なワイン産地となっています)。
当時ヘンティにも同じ境遇のドイツ系移民による村「ホッフキルシュ」があり、それは現在では英語名であるTarrington / ターリントンという名前に変わってしまっていますが、ジョンによって設立されたこのワイナリー名として現在へと受け継がれています。
醸造は全て野生酵母によって自然醗酵され、ボトリング前の少量の亜硫酸以外は添加物を使用しません。
この造りはオーストラリアにおいてナチュラルワインブームが起こる以前からジョンの信念によって貫かれている方針であり、現在では一部のワインで亜硫酸無添加のワインもリリースされています。
しかし彼らのワインに対する姿勢は決して放任主義ではありません。
ジョンの言葉を借りるなら、「私たちにとってテロワールとは、ブドウが栽培されている土地に関わる全てが奏でるオーケストラであり、それはビオディナミによってのみ適切に指揮されるもの。微生物やブドウ樹、ヴィンテージの気候条件や土壌といった様々な要素がバランスの取れたハーモニーを奏でるとき、ワインは初めて真に人を感動させる芸術品となる」のです。



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販売価格 5,400円(税込5,940円)

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