オーストリア　ニーダエスタライヒ・カルヌントゥム
alc：42％
容量：700ml
年間生産本数 ：220 本

ビルギットの父フランツは農家であり、大麦も育てています。
父が育てた大麦を使用し、ビルギット＆マルティナ（ビルギットの妹）がプロデュース、母グレーテが蒸留の知識と技術を共有しました。
このプロジェクトは、一家すべてが関わり、ワイン産地にて、ワインメーカーが手掛けた初めてリリースされる特別なシングルモルトウイスキーとなります。
大麦を、マッシュし 1 回目の単式蒸留後、2 回目も単式蒸留。
その後、ビルギットの友人でもあり、尊敬するオーストリア・ブルゲンランド・ルストの生産者 Heidi Schröck（ハイディ・シュレック）の最上級貴腐ワイン“ルスター・アウスブルッフ”を熟成していたワイン樽にて、3 年半熟成。
ネーミングの由来は、WIEDERSTEIN が手掛けた whisky になる為、の”Wi”を使用し、ヴィスキーと命名。
樫の木、レーズンやオレンジなどのドライフルーツ、ダージリン、カラメルなど複雑さも感じられますが、柔らかでフルーティーな香り。
口当たりも柔らかくクリーミー、上質な紅茶やカラメル、オレンジのニュアンス。シュガーナッツを食べたようなナッティーでほのかに甘い余韻が長く続きます。




オーストリア・ニーダエスタライヒ州・カルヌントウム・ゲッテルスブルンにて、ワインの醸造を娘のビルギット、母親のグレーテは蒸留酒を生産している、女性によるワイナリー＆蒸留所。
1876 年より、ワインの生産、ハードリカーの生産は近年からで、2010 年より開始。
銅製スチルの分野における有力な国際エンジニアリング会社である、ドイツのカール社製の蒸留器を使用。
ビルギットは、『私にとって、ワインは夢と冒険です。気候土地、葡萄、それぞれが自然とつながり、ワインが作られる。そして、楽しい時間、美しい食事に繋がっていくことを祈っています。』と語り、全ての葡萄をビオディナミ農法にて育てています。
各葡萄品種の個性や土壌の特徴を活かしながら、フェミニンでエレガントなワインを生産。
それは表面的ではなく、内面的に表しています。繊細でライトな白ワインからエレガントで深みのある赤ワイン、全てのワインに共通しているのは、たっぷりで柔らかな果実味を充分に感じることができます。
ブドウ畑は、６ヘクタール、60％は黒葡萄（ツヴァイゲルト、メルロー、ピノ・ノワール、ブラウフレンキッシュ）、40％は白葡萄（グリューナー・ヴェルトリーナー、ゲルバー・ムスカテラー）を生産。
ラベルやワインのネーミングに、女性なら
ではのセンスが感じられ、ファンシーでチャーミング。また、蒸留所に関しては、ワイナリーと併設されており、母グレーテによって、ジン、シュナップス、ブランデーなどを生産しています。庭や畑から取れた健康で熟したフルーツやハーブ、グレーテが選定したボタニカルを使用し、蒸留から瓶詰まで、グレーテにより行われています。
ワイン同様、決して派手ではなく、柔らかく、ボタニカルや果実の旨味を表現した極少量生産の女性によるクラフト蒸留酒を生産しています。
2020 年のヴィンテージより、ドイツ・オーストリアなどを中心に農作物・食品のオーガニック認証を行っている機関 lacon の認証を取得