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オルリ・ルンブレラス シエテ・プルガダス 2015 Orly Lumbreras 7 Pulgadas
地 スペイン ナバルモラル・デ・ラ・シエラ
品種 ガルナッチャ100%
色 赤
仕込み : 収穫はすべて⼿摘み。ガルナチァ100%。標⾼1100Mの花崗岩⼟壌。
1000Lのプラスチックバットで醸造(約半量はホールバンチ)。
果帽をキープしながら軽めの抽出を⾏い、古バリックでマロ及び12か⽉の熟成。
さらに5か⽉の瓶熟成を経てリリース。
⾚紫の濃い⾊調。
⾹りはかなり熟度の⾼いブラックベリー、ややドライなプルーン。
リコリスやクローヴの⽢いスパイスが明確に感じられます。
また僅かな熟成の痕跡としてアールグレイ様のドライリーフもありますが未だ果実の勢いが強く、砂地らしい華やかな印象の⾹り。
味わいは⾹りの印象同様に⼒強いフルーツがありますが⽢味は控えめ、タンニン量は多くフルボディですが酸⽢のバランスが良く引き締まった体躯。カジュアルライン同様に冷たいタッチがあり瑞々しい果実が楽しめます。
*7 Pulgadas = 7インチレコード エチケットはカラーバリエーション(緑、⻘、紫、⻩、ピンク)がありランダムに納品されます。
*当店には紫、⻩、ピンクがあります。
オルリ・ルンブレラス---
待ち合わせ場所に現れたものすごいひげのオルリさんを⾒て、ああ、まただ、と思った。
両腕にはど派⼿なタトゥー。
どうしてぼくの出会うワインメイカーはいつもこんなムサい男たちばかりなんだろう。
もう少しロマンチックな出会いがあったっていいはずだ。
オルリさんがぶつぶつとなにか喋っている。
スペイン語しか話さない彼とのコミュニケーションは困難だ。
どうやら、⾞に乗れ。と⾔っているらしい。
おとなしく彼の⾞に乗り込み、どこかで聞いたことのある古い⾳楽を聴きながら⼭道をぐわんぐわんと⾛った。
乱暴な運転だった。
これなんて曲だっけ。
などと思いながら窓の外をみていると、急に視界が開けた。
⼭頂だった。
広⼤なグレドス⼭脈⼀帯に展開されるヴィンヤード、それは今まで⾒たどんなぶどう畑とも違っていた。
むき出しの花崗岩、古いゴブレの⼩さなぶどう樹が⾄る所に点在している。
⼟が⾚い。
標⾼1050Mから地上を⾒下ろす。この世の終わりのような⾵景だ。強い⽇差しに汗がにじんだかと思うと、急に突⾵のような冷たい⾵が吹いた。
胸が鳴った。
もうワインをのまなくたって分かる。
オルリさんが⼀本のぶどう樹をみつめながらなにか話をしていた。
⼤事な秘密を打ち明けるようなそぶりだったけれど、引き続きスペイン語がわからなかったので、仕⽅なくiphoneのグーグルトランスレーションアプリを起動して⼤声で喋ってもらった。
彼は “この樹はオレの⺟親より年上だ” と語っていたのだった。そうなんだ、と返事をするとオルリさんは満⾜そうな顔をして、畑の奥へたったか歩いていった。なんかこのオヤジ好きだ、とおもった。
⾳楽系のクリエイターやラジオDJとして活躍していたオルリさん。ある仕事でワインを題材にしたことからどっぷりワインにはまってしまった。
もともとのライフワークであった⾳楽と通ずるなにかを感じ取ったのかもしれない。
ソムリエスクールで世界中のワインを、醸造学校で⼀からワイン造りを学び、2012年にアヴィリャの⼩さな集落にセラーを借りて、所有者のいない⼩さな畑から初めてのワインを造った。
40歳。
早くはないスタートだ。
⼤きな⾳でロック⾳楽をかけながら1⼈ワインを仕込む彼を、村の⽼⼈たちは奇妙な⽬でみた。
もちろんオルリさんはそんなこと気にしなかった。
グレドス⼭脈、⾼い標⾼から⽣まれるガルナチァはスペインで最も美しいワインと評される。
⾼名な造り⼿も多く、既に産地のブランディングは完成している様に思える。
他⽅このエリアはその複雑な地形から、様々なテロワールの集合地帯ともいえて、実際この地のワインを並べ⽐較するとそのバラエティ豊かな味わいに驚く。
我々はなんでもすぐカテゴリ分けしたがるけれど、森を⾒て、と昔の⼈が⾔ったように、主語が⼤きくなるほど、物事の細部はぼやけてしまう。
⾯倒でも⼀つ⼀つ、時間をかけて向き合っていくしかない。
オルリさんのワインはおそらくそのなかでも、ひと際異質な存在だと思う。
ナチュラルなワインメイキングであることも影響しているけれど、それ以上になんというか、すべてのワインからはっきり“オ
ルリさんのワイン”の味がするのだ。
こういうのって、⾔葉ではうまく説明できない。
つくづく⾳楽や、ワインの偉⼤さを想う。
帰り際、⾞の中で流れていたのはディープ・パープルというバンドなのだとオルリさんが教えてくれた。
曲名は忘れてしまった。
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