産地 オーストリア ブルゲンランド
品種:ヴェルシュリースリング 50%、ヴァイスブルグンダー50%
白
生産者:ウヴェ・シーファー
アルコール度数:13,5%
総糖:1,0g/l
総酸:6,2g/l
樹齢:平均 41 年
土壌:砂質ローム、シスト、石灰岩
面積:2 ヘクタール
生産本数:4000 本
醸造:手摘みで 9 月下旬に収穫、旧樽で野生酵母による自然発酵。
旧樽にて澱と共に 24 カ月熟成、2020 年 9 月瓶詰。
無清澄、無濾過、ボトリング時、少量の SO2 を使用。
特別な年のみ生産される“ヴァイサー・シーファー”シリーズの遅摘みバージョンで、“s”は Selection の S。
特別に葡萄を選定している所から由来。
少し濁りがある黄金色。
熟したメロン、桃、白胡椒、スモーキーなニュアンス。
しっかしりとしたボディに洋ナシ、純粋なミネラル、ブルゴーニュのようなフィネスと完璧なバランス。
長期熟成も◎
ウヴェ・シーファー---
ウヴェ・シーファーは、「シュタイアレック」「パプシェック+コール」「トラウベ」といった超一流レストランでソムリエを務めた後、故郷アイゼンベアク近くでまったくのゼロからワイナリーを起こし、独学で古木からエレガントなブラウフレンキッシュスタイルを確立した人物です。
短期間にも関わらず、トップクオリティのワインを造る恐るべき人物。
彼の所有畑は3haにも満たず、一方で人気はカルト級。フラッグシップの畑のワインはリリース前にほとんど予約で完売してしまいます。
でも、なぜ彼はそんな超一流レストランでのトップソムリエの職を投げ打って、ゼロからワイナリーをスタートすることになったのか?
『ワインウィルスに感染した』というウヴェ。
シュタイアレック時代にオーストリアワイン担当だったことから、最初は興味あるワイナリーの休みの日に訪ねて歩いていたけれど、そのうち休みの日だけでは足りなくなり、どんどん畑仕事にのめりこむようになっていったそうです。
ウヴェはもともと栽培醸造の専門教育を受けていたわけではなかったため、畑仕事を手伝う傍ら、栽培や醸造に関するノウハウを教えてもらったのでしょう。
そんな彼の醸造に関してのモットーは、『Less is more』。
自然らしさにフォーカスを当て、とてつもないピュアなスタイルのワイン造りをします。
でも、どうしてアイゼンベアクなのか。
ブルゲンラント州で最も小さいこの栽培地域は、人里を離れ静かで純粋な風景が魅力。
でも、そのワインの評価はいまいちでした。ウヴェはオーストリア全土のワインを試して、畑を見た時に、土壌は見事なグリーン・スレート主体に石英の混ざるミネラル豊かで水捌けのいい理想的なもの。
向きは南東、南、南西の見事な斜面。高度も日照も理想的で、即決したのだそうです。
アイゼンベアクはクレイやローム、鉄鉱石が豊富な土壌でこれらはワインに様々なキャラクターを与えます。
そして、斜面はブドウをより柔らかくし、酵素や発酵のためのイーストあるいはその他のものを使わずに、無清澄無濾過でワインを造ることを可能にしています。
ウヴェの情熱は、彼のワインの中に完全な形で土壌毎にキャラクターを表現することなのです。
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6,800円(税込7,480円)
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