産地　フランス・ラングドック
品種　グルナッシュ・ブラン100％
色・タイプ　白微発砲
容量　750ｍｌ

ダイレクトプレス、プレスした果汁の中心部分のみを使用。デブルバージュなし。
満月の日に重力の力によって瓶詰め。
瓶詰め後6ヶ月間の熟成を経てデゴルジェ。
レモンや洋梨、アニスの香り。キメの細かい泡でハリのある口当たり。とても深みのある味わいです。



アントニー・トルテュルは元々科学を専攻し、ワインとは無縁の生活を送っていました。
2001年の科学肥料会社の爆破事件を機に科学の限界を感じ、自然を尊重する考えへ転向。南仏のいくつかのドメーヌで修行をし、醸造に関するプロフェッショナルな知識を得て、25歳の時にネゴシアンとして自身のワイナリーをスタートさせました。

自ら足を運び、厳選した15件の有機栽培農家から葡萄を（シャトー・ヌフ・デュ・パープやサンシニアン、ピック・サン・ルー、フォジェール、アルディッシュなどから）広く買い付けています。

植えられている木は樹齢40年〜110年の非常に古い樹齢ばかり。
赤ワインはマセラシオン・カルボニックで全房発酵（一部除く）、亜硫酸不添加、無清澄・無濾過。
白ワインはキュヴェにより低温発酵、常温発酵を使い分け亜硫酸不添加、無清澄・無濾過で瓶詰め。

最近のラ・ソルガ・・・
現在アントニーは右腕であるダヴィッドと共にワイン造りをしています。
2017年にカーヴを引っ越したアントニー。
1年かけてダヴィッドがカーヴの裏庭を改築し、現在はなんとキッチンやダイニングテーブル、ソファなど超立派な居住空間があり友人の憩いの場となっています。
裏庭にはキャンピングカーやテントがあり、友人が寝泊まりすることがしばしばあるそう。
また2017年よりプレス機を新調。
以前のプレス機ではプレス後、醗酵の段階で既に豆が発生していましたが新しい機械を導入してからは発酵時の豆は感じなくなったと本人も大変満足の様子。
今後はソルガの良さはそのままに、さらに質の良い安定したワインが生産されるでしょう。
そしてさらに、今回ソルガズムが奇跡の復活！
2015年収穫直前に葡萄の木が全て引っこ抜かれるという驚愕の事態により2014年で幕を下ろすことになったソルガズム。
アントニーは悲しみに暮れていました。
しかし2016年、親交の深いレミ・プジョルから葡萄を買いソルガズムを復活させることに。
納得のいくワインが出来たこと、日本のファンがソルガズムを待ちわびていることが復活へと繋がりました。
残念ながら2017年は霜の影響で葡萄が全滅してしまったため生産はありませんが、2018年以降も造っていきたいと熱く語ってくれました。



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