ヴェルディエリ コルテ パッリアーレ ランブルスコ・マントヴァーノ 2018 Verdieri Corte Pagliare Lambrusco Mantovano

産地 イタリア・ロンバルディア州
品種 ランブルスコ・ヴィアダネーゼ100%
色 赤微発砲 
容量 750ml

収穫後、果皮と共に 5~6 日、醗酵が始まったのちに圧搾し大樽の中で醗酵。
11 月以降気温の低下によって醗酵が止まるタイミングでボトル詰め。
翌年の春以降、気温の上昇によって瓶内で再醗酵。
そのままスボッカトゥーラ(オリ抜き)せずにリリース。
食べることを意識させてくれるランブルスコ。



ヴェルディエリ コルテ パッリアーレ---
シンプル過ぎる動機と味わい、「食べる」ことに直結した感覚こそが当然、疑う余地のないワイン造り

ロンバルディア州マントヴァ近郊、ポー側の北側に位置する町コンメッサッジョ。
この地域には古くからマントヴァのラン ブルスコ、こと「Lambrusco Mantovano」が造られている。
醸造技術の発達した現在でこそ、アウトグラーヴェ(加圧式 のタンク)などで造るのが常識となりつつあるものの、本来のランブルスコ造りは醗酵が途中で止まったワインをビン詰め し、瓶内で醗酵を終わらせる「瓶内再醗酵」。
ランブルスコというブドウ品種が持つ強烈な酸によって起こる品種の特徴 であり。
そこから生まれた地域特有の造り方といえる。  
1994年、叔父の死去によってミンマ ヴィニョーリは夫のルイージとともにこの土地、コルテ パッリアーレ ヴェルディ エーリを引き継いだ。
20haに及ぶ広い農地では、牧草、小麦、トウモロコシをはじめ、自分たちの食べる野菜を栽培。
この中でブドウ畑は3ha、土地由来のランブルスコ ヴィアダネーゼを中心に、ソルバーラ、サラミーノ、アンチェロッタを栽 培。
ポー川を挟んでエミリアロマーニャに近いマントヴァだからこそといえるランブルスコ。
農業にかかわる以前から、環 境や動物に深い関心を持っていたミンマは、運営する農場すべてで完全無農薬、無肥料栽培を徹底。
「自らが作る、 そして口にするものに、どうしてそんな毒(薬剤)を使う必要があるのか。」あくまでも植物の環境を保つために、必要最 低限の耕起のみ、植物の種を蒔く「緑肥」さえ、元来のバランスを壊す、と考える。枝の剪定や除葉、選果についても 極力行わない。
枝を落とすことは、それだけで樹を傷つけている、、、などなど、貫徹した価値観のもと栽培を手掛けて いる。
畑で使用するのは銅と硫黄物、年によって差はあるものの毎年最低限しか使用しない。
年間生産は約20000 本。  
醸造に関しては収穫後ステンレスタンクの中で野生酵母による醗酵を行う。
冬の到来とともにカンティーナの温度が 著しく下がることによって、残糖を残したまま醗酵が止まった状態になる。
この時点でオリ引きを行い、ノンフィルターに てボトリング、春の到来によって暖かさを持ったカンティーナ、瓶内にて醗酵が再び始まり、その後秋を過ぎるまで熟成 してからリリース。
SO2に関しては醗酵の過程で極少量のみ使用。  
再醗酵の過程で糖分や酵母の添加を一切行わない、従来の造り方を今でも行っている。
ワインに残るガスの量は、 残糖の量によって変化。
ヴィアダネーゼだけで造られるランブルスコ マントヴァーノ、ソルバーラを収穫後すぐに圧搾、 果汁だけで醗酵を行うロザート ヴェンクルー、醗酵後開放式の大樽にて1年ほど熟成しているサッビオネータ ロッ ソ。
この地域周辺に古くから残っている品種アンチェロッタは、果皮が厚く糖分の高い品種。
厚みあるタンニンとヴォ リューム感、豊かな果実と十分な体躯をもつ個性的な赤。
その年ごとに起きる現象を、そのまま受け入れる。
言葉の 通り、全く飾りっ気のない彼女のワインには驚くほどの味わいと、心地よい飲み口が待っている。



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